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韓国男子の逃げられない宿命?!~韓国の軍隊基本情報!~

みなさん、こんにちは!

おりちゃんです。

 

 

みなさん、

いきなりですが、

韓国の軍人さんを見たことがありますか?

 

 

韓国ドラマの中、韓国の街中、

色々なところで見たことがあると思います。

 

 

また、一般人だけでなく、

アイドル芸能人が入隊・除隊して

そこで韓国に軍隊があるということを

はじめて知ったという方も多いのでは?

 

 

でも、

実際徴兵制と言っても、

どれくらい行くの?

具体的に何するの?

などなど....

案外知られてないことも多いですよね!

 

今回は韓国の徴兵制度の

基本情報について一緒に見ていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

韓国軍隊の基本情報

 

①兵役義務のある対象者

 

対象者はどんな人たちなのか?

まず、韓国国籍を持つ男性であること、

そして高校を卒業し、満19歳になる年から入営可能、

約5回ほど延期でき、満30歳くらいが上限です。

 

 

入営前には、

兵役判定検査と言われる身体検査などを受け、

30日以内に現役兵入営希望願書を提出します。

(※海外居住者や収監中の者、

重病者の場合などは除外になります)

 

 

②補充役・免除の場合

入隊前に判定検査を受けると言いましたが、

検査では1級~6級までの判定を受けます。

 

この判定で、

1~3級までの者には兵役義務を課し、

4級は補充役5級は戦時勤労役

6級は兵役義務完全免除となります。

(※戦時勤労役=戦争が起こり、激化した場合招集される)

 

 

4級=前科者、低学力者、

      体重が50キロ以下・110キロ以上

   身長160センチ以下

     視力に問題のある者など

 

5級=糖尿病、脳卒中、高血圧、精神疾患

    孤児、性転換手術を受けた者、帰化者、

    二重国籍の者(海外居住者)、

    一部障害のある者(知的障害など)

 

6級=身長140cm以下、

    日常生活に支障をきたすほどの障害 

   心臓弁膜症、白血病エイズ患者 など

  

 

 

また、

オリンピックで銅メダル以上受賞者

アジアンゲーム金メダル受賞者

理工系分野で博士号取得者などの場合、

免除にはならずとも、補充役とみなされます。

 

※最近では防弾少年団のメンバーも

兵役免除になるかも?!と話題に上がっていますね 

 

 

③補充役

身体検査で4級を受けた者、

もしくはスポーツや勉学において

優秀な者が負わなくてはいけない義務です。

 

 

補充役とはつまり、

現役兵のような義務を負うのではなく

代替服務をする義務があります。

 

 

たとえば、

社会福祉、保険・医療関係、教育・文化

行政・安全、社会サービス業務支援など

 

 

家から出退勤をし、

いわゆる普通の会社員のように働くそうです!

 

 

 

 

④期間

そして、一番気になる期間ですよね!

大好きなアイドルをいつまで

待たなくてはならないのか?

一番気になる部分ですよね!

 

 

2020年現在、

☆陸軍:1年6か月

☆海軍:1年8か月

海兵隊:1年6か月

☆空軍:1年9か月

☆義務警察:1年6か月

☆社会服務要員:1年9か月

 

 

どこに所属するかによって

少しずつ違ってくるみたいですね!

一般的には陸軍が最も多いですが、

芸能人の方ですと、

義務警察が多いイメージがありますね!

 

 

 

⑤種類

軍隊と言われると、

自衛隊と同じように、

陸・海・空の三つが思い出されます!

 

 

しかし、思ったよりも、

結構細かく分かれているんです。

 

〔一般編成〕 

☆陸軍(最も比率が高い)

☆海軍(最も比率が低い)

☆空軍

 

〔特殊編成〕

☆医務軍

海兵隊

☆海洋警備隊

国境警備隊

☆特殊作戦群

☆連合軍

国家憲兵

☆予備軍

 

などなど

 

 

こんなにも種類が多いんですね!

特に希望がなければ、

一般的には陸軍に入りますが、

空軍や海軍、特殊部隊に入る場合には、

一定の審査やテストなどがあります。

 

 

 

⑥階級

ここでは徴兵制度によって

陸軍にはいった一般兵についての階級を紹介します!

職業軍人などは別の階級があります)

 

 

〔一般兵〕

1.二等兵(2‐3か月/5万千円)

 ↓

2.一等兵(6か月/5万5千円)

 ↓

3.上等兵(6か月/6万千円)

 ↓

4.兵長(~除隊まで/6万7千円)

 

 

 

 

このような順番で上がっていきます。

(かっこ内は給料です) 

 

二等兵はかなり大変だと聞きますが、

どんどん階級が上がるにつれて、

後輩も入ってくるので、負担は少なくなり、

兵長になる頃にはかなり自由になると聞きました。

 

兵長レベルともなると、

やることも少なくなり、自由時間もあるので、

自主学習をしたり、本を読んだり、

自己啓発に励む人もいるそうです!

(この時期に日本語を学んだという人もよく見ました)

 

 

 

まとめ

以上が徴兵制の基本情報でした!

ここではあくまで一般知識であり、

実際に軍隊経験の方々に話を聞くと、

おもしろエピソード、

大変だったこと、

軍隊の裏側などなど...

色々な話が聞けるので、

もし韓国人男性がいたら、

ぜひ、軍隊でのエピソードを聞いてみてください!